高血圧と呼吸

深呼吸するだけで、血圧が下がる

血圧と呼吸は、切っても切れない関係にあります。
どちらも生命にかかわる基本的な活動で、脳の視床下部がコントロールしています。
視床下部の血圧を調節する中枢と、呼吸を支配している中枢が近いため、お互いに影響し合っているというわけです。

そこでおススメするのが、深呼吸です。
深呼吸するだけで血圧が下がる効果があるのです。

深呼吸をして呼吸中枢をリラックスさせると、それに影響されて血圧が下がります。
深呼吸をするときは、目を軽く閉じ、手足の緊張をといてリラックスし、ゆっくり吸って深く吐くことが大切です。
特に、高血圧が長期間つづいている人は、あおむけになって5分間、おなかを使ってゆっくり呼吸する「5分腹式呼吸」が効果的です。


もう一つのおすすめは腹式呼吸です。
腹式呼吸をしながら歩くと、血圧が下がります。

ウォーキングをして足の筋肉を使うと血液の循環がよくなるので、心臓の負相が減って血圧が下がります。
また、腹式呼吸をして肺を大きくふくらませると、末梢血管を広げ血圧を下げる物質が分泌されます。

腹式呼吸歩きをするときは、背筋を伸ばし、胸を張って鼻からたっぷり息を吸い込みま、息を吐くときは吸うときよりも時間をかけ、囗から長くゆっくりと息を吐き出すとよいでしょう。

私が行っている方法は「4歩で吸って、6歩で吐く」というやり方です。
ウォーキングの時に試してみてください。

⇒「血圧を3日で改善する方法」

 

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