老猫の病気

老猫の病気

■老化現象は猫それぞれ
7〜8歳で老化の表れる猫もいれば、15歳をすぎて出産する猫もいます。猫はその種類や環境によってそれぞれ老化の進み方はちがいます。
6〜7歳から腎臓の病気が増え、老猫はとくに腎不全が多く、ほとんどの臓器に何らかの異常があるといえます。
■体力・気力の衰え
15〜16歳を過ぎたころから目に見えて老化が進みます。毛並みが悪くなり、ピンと張って太かったひげも勢いがなくなります。視力、聴力の衰えから気力・好奇心が薄れて反応が鈍くなり、呼んでも返事をしなくなることもあります。
体重7〜8歳以降次第に減っていきます。筋肉や関節の衰えから、跳躍力、運動能力も落ち1日の大半を寝て過ごすようになります。
■ストレスのない環境と気配り
環境の変化に対する適応力がなくなり、ストレスをためやすくなります。飼育環境に気を配り、声かけやこまめなケアで今まで以上に愛情を持ってケアしてあげてください。
セルフグルーミングをあまりしなくなるので、毛玉ができやすくなります。毎日かかさずブラッシングや濡れタオルで抜毛のケアをしてあげましょう。運動量が減りツメも伸びやすくなっているので、こまめに切ってあげましょう。
■食事管理が大切
食事の量を減らして回数を増やすなどの食事管理が必要です。
とくに腎不全を起こしている場合は、タンバク質、ナトリウムの摂取を制限し、水分を充分に補給して、ストレスを与えないようにしてください。
また、特別病気ではないのに大きく体重が減る場合は、脂肪を増やして力ロリーを増やす必要があります。脂肪の摂取は便秘にも効果があります。





●老猫の病気

?慢性腎不全
猫の腎臓は加齢のため萎縮して固くなり、重さが10%減ると35%の機能が落ちるといわれます。体重の減少、多飲多尿、食欲不振、居眠り、嘔吐、口臭、歯肉炎、貧血などの症状が表れます。
?歯周病
ほとんどの老猫に、歯石がついた歯周病が見られます。前歯と臼歯に多く、前歯は早い段階に抜けてしまいます。
食後に口の周りを引っかく、口が痛くて食べられない、食べるときにぎしぎしと音がする、□臭が強いなどの症状がみられます。
?乳がん
老猫の腫瘍でいちぱん多いのが乳がんで、肺などへ転移して癌性炎症で死亡するケースが増えています。早期発見して手術する以外、治療の方法はありません。
?排便
消化機能や肛門部の括約筋が衰えて便の出が悪くなり、小さな硬い便になります。慢性便秘から巨大結腸症や、肛門嚢炎なども起こしやすくなります。
逆に慢性の下痢の場合は、癌や肺臓の病気、吸収不全症候群などの疑いもあります。
?行動の変化
寝る時間が増え、起きていてもほとんど動かず、ノドをごろごろ鳴らすことが多くなります。環境の変化への適応力が衰えるため、ちょっとした変化がストレスとなり、トイレ以外の場所で粗相をしたり、鳴いたりすることがあります。
体重が減少し、今までと違った行動をとるようになったら注意が必要です。
7歳以上の老猫は、甲状腺機能亢進症が増えるので、甲状腺が腫れていないか定期的にチェックし、早期発見を心がけましょう。

 

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