高血圧の原因

高血圧の原因本能性高血と二次性高血圧に分けられます。

高血圧は、いくつかの要因が重なって起こる本能性高血と、はっきりとした原因で起こる二次性高血圧に分けられます。
40歳以上の人に起こる高血圧は、本態性高血圧がほとんどです。

1.二次性高血圧

特定の原因があって血圧が高くなっているタイプで、原因には病気、薬、妊娠などがあります。

例えば、ある種の腎臓病のために尿を作る腎臓の機能が衰えると、血液中の水分が増加し、血液の量が全体として増え、血圧は慢性的に高くなります。
また、別の病気治療で、一部の薬を長期間使用していると、高血圧になる場合があります。
妊娠中は血圧が上がり、むくみやタンパク尿などをともなうことがあります。

このように、まず別の病気があり、二次的に高血圧という症状が現れている場合を「二次性高血圧」と呼んでいます。

2.本能性高血圧

原因がはっきりと特定できないタイプで、一般的に高血圧という場合「本態性高血圧」を指しています。
日本では、二次性高血圧は約10%で、残り90%以上は本態性高血圧が占めています。

永年の研究の積み重ねなどから、高血圧になりやすい人のタイプや特徴はわかってきています。
つまり、習慣や遺伝が原因で高血圧を引き起こすということです。

ひとつは食事や活動性などの「生活習慣」に関わることです。例えば、太っているというのがあります。
肥満になると、酸素消費量の増加に伴う、心拍出量、循環血液量の増加で血圧が上がります。つねに体重をコントロールすることが大事です。

その他にも、たばこを吸う、塩辛い味を好む人などに高血圧の人が多いのです。

高血圧の人の生活習慣

・塩辛い食べ物が好き
・肉が好き
・魚が嫌い
・野菜や果物が嫌い
・太っている
・あまり運動をしない                 
・たばこを吸う
・ほとんど毎日かなりの量の酒を飲む
・ストレスを感じることが多い

もうひとつは「遺伝」的な要因です。

親や兄弟が高血圧の人は、やはり高血圧になりやすいのです。
また、必ず高血圧を引き起こす遺伝子もいくつか発見されていて、非常にわずかな割合ですが「遺伝性の先天性高血圧」という人もいます。

⇒「血圧を3日で改善する方法」

 

サイトマップ