リンゴの効能

リンゴは、脂肪肝を防ぎ、血圧を下げてくれます。

◆毎日のリンゴ1個で医者いらず

リンゴは酸味のもとであるリンゴ酸とクエン酸が豊富で、代謝を活発にし、疲労回復や食欲増進、消炎効果があります。果物としては珍しくビタミンCの含有量が少いなが、ペクチンとカリウムを多く含んでいるのがリンゴの特徴です。
ペクチンは、ビフィズス菌などの善玉菌を繁殖させ、下痢を止めてくれ、カリウムは、体内の余分な塩分を排出し、血圧を下げる効果や、二日酔い防止といった効果などがあります。
すったリンゴは消化がよく、病後や食欲がないときに最適です。ドイツには「毎晩のリンゴ1個は医者を廃業させる」ということわざがあるほどです。

◆ガンや高脂血症などの生活習慣病を予防

リンゴは、栄養成分の分析を見ても、ほかの食品より特別にすぐれているものは見当たりません。しかし、世界各国で報告されている多くの研究を見ると、生活習慣病に対する予防効果が大いに期待されます。
フィンランドの調査では、リンゴを多く摂取している人は、食べていない人とくらべ、肺ガンに対するリスクが58%、すべてのガンに対しても、17%リスクを下げるということが報告されています。また、心臓病や脳卒中予防に関しても、発症リスクを減少させると報告されています。
また、ブラジルで行われたダイエット研究では、BMI(体格指数)が25以上の女性(30〜50代)に1日3個のリンゴを4か月摂取してもらったところ、平均で1.22s減量できたとの報告も発表されています。

◆リンゴの効果的な食べ方

リンゴに多く含まれるペクチンは、コレステロールを排出し、コレステロール値を正常にしてくれ、肝臓でのコレステロールの合成も抑制するといわれています。
動物実験では、脂質とリンゴを同時に食べると効果があることがわかりました。生活習慣病の予防には、肉や卵を食べるときに、サラダやデザートとしてリンゴを同時に食べるのが最も効果的といえるでしょう。

●リンゴの主な栄養成分
カリウム・・・・・110mg
銅・・・・・0.04mg
マンガン・・・・・0.03mg
β-カロテン・・・・・0.02mg
ビタミンC・・・・・4mg
【可食部100g当りの分量です】

●リンゴの主な機能成分
クエン酸・リンゴ酸・・・疲労回復
リンゴポリフェノール・・・脂肪燃焼促進、脂肪肝改善、抗酸化作用、血糖上昇抑制、血圧低下
リンゴペクチン(水溶性食物繊維)・・・整腸作用、血糖値低下作用、抗ガン作用
アントシアニジン(皮)・・・抗酸化作用




 

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