糖尿病と運動

運動ば糖尿病にどのような効果があるのでしょうか。

糖尿病の治療には、運動することが欠かせないと言われています。

では、運動すれば糖尿病にどのような効果があるのでしょうか。

@ 血糖値を下げる効果がある
筋肉を使うと、ブドウ糖が筋肉に取り込まれやすくなり、血糖値が下がります。

A 減量効果が期待できる
消費エルギーが増え、肥満が解消されます。すると脂肪細胞が出していたインスリンの働きを邪魔する物質が減り、血糖も下がります。

B 病気の予防効果がある
運動は心肺機能を良くし、また高血圧や脂質異常症も改善します。

C ストレスを解消する効果もある
ウォーキングを義務付けるとおっくうですが歩くだけでどんどん体に良いことがあると考え、体を動かすようにすると、ストレスを解消する効果もあります。

運動は、心臓病や足腰に異常のある人は注意が必要で、運動の種類や程度を医者と相談しながら行うようにしましょう。
特に合併症がなく、運動の強度や時間などに制限のない人は「いつでもなんでも、やればやるほど」効果が上がると考え、楽しんで続けることが効果を上げるコツです。

糖尿病の人が行うべき運動量の目安としてはどの程度が適当なのでしょうか。

一般的な運動量の目安

・運動時の心拍数・・・1分間100〜120拍以内(50歳以上は100拍以内)できついと感じない程度
・ウォーキング・・・1回15〜30分間、1日2回、1日の合計では約1万歩。消費エネルギーでは160〜240キロカロリー程度
・1週間に3日以上

ウォーキングなら、きつく感じないくらいのスピードで1回15〜30分ほど歩くことを1日2回、週に3回が目安です。
ウォーキングには肥満解消や血行促進のメリットがあり、食後に限らずどのタイミングでも、やること自体に大きな価値があります。

ただし、普段、体を動かしていなかった人が、いきなり激しい運動をするのは危険です。特に、動脈硬化がすでに生じている場合などは、急に心臓に負担がかかるような激しい運動をすると、心臓発作を起こしかねません。また、急に運動をしたせいで足腰を痛めてしまうこともありますので、注意が必要です。

ウォーキングシューズなどを準備して、ストレッチなど準備運動をしっかり行ってから始めるようにしましょう。
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