アスパラガスの効能

アスパラガスは、膀胱炎にすぐれた効果を発揮します。

◆名前の由来は、アスパラギン酸

アスパラガスにはグリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスの2種類あり、栄養価が高いのはグリーンアスパラガスのほうです。日光をふんだんに浴びて育ったグリーンアスパラガスは、野菜にしてはタンパク質が非常に多いのが特徴です。
アスパラガスという名は、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸を大量に含んでいることからつけられたもので、新陳代謝を促し、タンパク質の合成を高める働きをします。

◆膀胱炎に威力

アスパラガスが本来持っている薬効は、腎臓の機能回復と利尿効果で、特に腎臓の尿細管での尿の再吸収を抑え、尿量をふやす慟きは抜群です。
このようにアスパラガスは、腎臓の機能を改善するとともに、膀胱炎に対してもすぐれた効果を発揮します。

◆中国ではアスパラガスのエキスがガン治療に

アメリカではアスパラガスをガンの予防・治療に応用する研究が行われています。それは、アスパラガスに含まれるアスパラギン酸やグルタチオンに免疫力を増強させ、細胞を正常な状態に回復させる働きがあることに注目しているからです。実際、いくつかのガン学会の報告によれば、白血病、悪性リンパ腫、乳腺ガン、膀胱ガン、肺ガン、皮膚ガンなどの治療に、アスパラガスを応用して一定の効果を上げています。
また、中国ではアスパラガスのエキスが市販されていて、ガンや難病の治療の補助保健品として人気があります。

●アスパラガスの主な栄養成分
カリウム・・・・・270mg
β-カロテン・・・・・0.38mg
ビタミンE・・・・・1.5mg
ビタミンB2・・・・・O.15mg
ビタミンC・・・・・15mg
【可食部100g当りの分量です】

●アスパラガスの主な機能成分
アスパラギン酸・・・疲労回復
ワニリン(香り成分)・・・強壮・強精作用
グルタチオン・・・抗酸化作用、抗ガン作用、肝庇護作用
クロロフィル・・・抗ガン作用、コレステロール値低下作用
コバルト・・・増血作用




 

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